2011 年 3 月 28 日
保育士人生のまとめ
3月25日。20名の年中児を無事に修了させることができました。
今の日本で、保護者の方に泣いて「先生、やめないで」なんて言ってもらえる、幸せ者です。子どもたちにも「先生、大好き!」なんて言ってもらえる、超幸せ者です。
そして、人生初のインフルエンザになりました。
でも、被災地の方たちのことを考えたら、私と同じインフルになっていても、暖かい布団もなければ、ご飯もスープもない。薬もないかもしれない。
体が、つらくて誰かに甘えたくても、甘える人がいないかもしれない。そんな現実がわずか、数百キロ離れた場所で起きてる。
私は、熱が高くて、苦しくて親に「病院連れってって」とたのめました。車も動きました。病院もやってました。薬ももらえました。暖かいポタージュも飲めました。ポカリも、お茶も飲めました。全部、母が一階から運んでくれました。
私は、もうすぐ家を出ます。埼玉で新生活が始まります。あたりまえなことは、あたりまえじゃないことを肝に銘じて、一生懸命生きていきます。
しばらくは、この両手で子どもたちの顔を包んであげることはできないけれど、今度は支えてくれたみんなの顔を包んであげたいと思いました!
うん!頑張ろう!日本!!
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